本日7月10日、北海道教育委員会から2026年(令和8年)春の公立高校入試における「合格者の平均点」が正式に発表されました。
これまでの推移と合わせて、全道のデータを見てみましょう。
<全道の合格者平均点の推移(500点満点)>
| 年度 | 国語 | 数学 | 社会 | 理科 | 英語 | 合計 |
| 2022年 | 70.0 | 47.6 | 52.9 | 54.6 | 56.1 | 280.3 |
| 2023年 | 54.2 | 47.4 | 41.0 | 35.4 | 50.6 | 228.6 |
| 2024年 | 46.4 | 48.8 | 38.2 | 38.5 | 41.0 | 212.9 |
| 2025年 | 56.9 | 48.8 | 49.6 | 40.9 | 48.6 | 244.8 |
| 2026年 | 49.9 | 53.1 | 51.9 | 52.1 | 49.4 | 256.4 |
2022年度に入試制度が500点満点へと移行して以降、問題が比較的易しかった初年度から、2年目・3年目は難化。そして直近の2年間(2025〜2026年)は再び易化へと転じる形になりました。
特にこの2年間は、正答率が3%を切るような理不尽な問題が1問もなく、受験勉強にしっかりと取り組んできた生徒にとっては、実力を発揮し対応しやすい問題だったと言えます。
ただし、全体的に文字量が多く、文章や資料を正確に読み解く「読解力」が重視される傾向は続いています。小手先のテクニックではなく、豊富な演習量に基づいた本当の思考力が不可欠です。
なお、今年3月の北海道の卒業者数は40,261人、入試本番の受験者数は19,773人でした。「義務教育の集大成」として私が非常に意義深いと感じているこの入試に臨む生徒の割合は、全体として減少傾向にあります。それに伴い、定員を超過した(倍率が1倍を超えた)高校に挑戦する生徒の割合もさらに少なくなっています。
入試直後、私はブログ等で「全道平均点は10〜20点ほど上昇するが、十勝の上位校(帯広柏葉・帯広三条・帯広緑陽)のボーダーラインはそれほど上がらない」と予想させていただきましたが、概ねその通りの着地となりました。
続いて、当塾の受験生のデータです。
<当塾の合格者平均点の推移(500点満点)>
| 年度 | 国語 | 数学 | 社会 | 理科 | 英語 | 合計 |
| 2022年 | 82.0 | 65.8 | 78.1 | 79.1 | 75.6 | 380.6 |
| 2023年 | 69.9 | 73.5 | 65.8 | 59.1 | 74.2 | 342.5 |
| 2024年 | 72.2 | 77.4 | 64.8 | 72.6 | 70.6 | 357.6 |
| 2025年 | 69.4 | 76.2 | 71.4 | 62.7 | 78.7 | 358.2 |
| 2026年 | 62.6 | 72.4 | 72.4 | 66.0 | 64.3 | 337.8 |
今春の入試では、当塾から帯広柏葉7名、帯広三条4名、帯広緑陽7名(内推薦1名)、帯広南商業1名が合格を果たしてくれました!
データを比較すると、ここ4年間で全道の平均点が最も高かったにもかかわらず、当塾の平均点は過去最も低い数値となっています。
正直に申し上げますと、今年の学年は日々の指導において色々と苦慮した部分もありました。しかし、それぞれの課題に最後まで向き合い、最終的に受験者「全員合格」を達成できたことは、生徒たちの頑張りと当塾の粘り強い指導の成果だと自負しております。
一方で、今回の結果の背景には、十勝管内全体の平均的な学力層の変動に影響された側面もあると感じています。しかし、子どもたちの将来を考えれば、地域全体の学力低下は決して喜ばしいことではありません。
当塾の生徒だけでなく、この十勝の地域全体で「学習意欲の高い生徒」が増え、若い人たち皆が学校や周囲のコミュニティで互いに良い刺激を与え合える、そんな活気ある教育環境になっていくことを心から願っております。
そのためにも、当塾はこれからも一人ひとりの学力をしっかりと引き上げる指導に全力を尽くしてまいります。