このやり方でなければ、受験勉強と部活を両立することは難しかった

木本 樹里
帯広三条高校
北海道教育大学釧路校 地域学校教育実践専攻

入塾のきっかけを教えてください

 友人の紹介で、中学2年生の冬から入塾しました。勉強が難しくなるにつれて勉強の仕方が分からなくなり、成績が上がらず、受験に対しての不安な気持ちが生まれたため、自分の成績を上げて志望校に合格したいと思ったのがきっかけです。学校の授業での理解が不十分だったところを一斉授業等で補うことや、部活動で欠席し、遅れてしまった分を個別の時間で巻き返すことができてよかったと感じています。

塾での思い出を教えてください 

 塾での思い出は数多くありますが、その中から2つ紹介します。
 1つ目は、課題をクリアした後の達成感です。丸付けをしていただき、間違っている問題があるページには付箋が張られている状態で問題集が返却されるのですが、その付箋がなくなっていくごとに得られる達成感は今でも忘れられません。部活動の大会に出るために塾をお休みしてしまった際にも、先生や先輩、友人たちのおかげで欠席分の課題をやり遂げることができました。学問のススメは、課題をスケジュールとともに一覧表にして渡してくれます。自分の予定と照らし合わせ、先を見通すことができたり、遅れをとらないように前もって努力をしたりすることができます。他の人よりも遅れてしまった際には、どこで遅れてしまったのかをすぐに把握できるのがこの塾の良さであると感じています。部活動の引退が他の人たちよりも遅かった私にとってこのやり方はとても合っていたと思います。むしろ、このやり方でなければ、受験勉強と部活動を両立することは難しかったと思います。
 また、課題を全員が達成するとご褒美がもらえたことも私のやる気につながっていたと思います。ご褒美をもらう条件は「全員の合計点が目標に達成すること」だったので、自分のためだけでなく、他の人の頑張りを無駄にしたくない、みんなのために頑張りたいという気持ちのおかげで課題に全力で取り組むことができていたと思います。
 2つ目は、他校にも友人ができたことです。高校に合格した後に、知らない環境に一人で飛び込んでいくのではなく、一緒に受験勉強を頑張ってきた友人が高校入学後にもたくさんいたことがとても心強かったのを覚えています。高校卒業後にも塾生同士で交流があり、同窓会では塾生で写真を撮ったのもいい思い出です。

当塾での勉強を通じて今でも、役にたっていると感じることを教えてください 

 自分に合った勉強法を知ることができたのが、高校入学後から今に至るまでとても役に立っています。また、勉強をしていく中でわからないことがあっても最後までやり遂げることの大切さを学びました。苦手分野を克服し、得意分野をさらに伸ばしていく中で、将来何の職業に就きたいのかを考えることにも塾での経験が活きてきていると感じています。
 大学生になってから、個別指導塾でアルバイトをしていた時に、「勉強する習慣を身につけたい」、「成績を上げて志望校に合格したい」という願いを持って元アルバイト先に入塾してくる子どもたちをたくさん見たことがあります。個別指導塾には、その子に合ったスピードで学習を進めることができ、その子の苦手分野をすぐに授業に反映することができるという良さがあります。予定を立てていたものから場合によっては急遽変更して授業を行うことも多々ありました。しかし、1週間に1、2時間しかその子と向き合うことができないため、苦手分野をその数時間のみで改善することは難しいというデメリットも存在します。また、全員が勉強している教科、テキストが異なるため、切磋琢磨する時間があまりなく、「一つの目標に向かって全員で頑張ろう」といった雰囲気があまり感じられなかったことが個別指導塾の残念だと思った点です。それに比べて学問のススメでは、一人ひとり志望校は違うけれど、全員で受験を乗り切るぞという雰囲気が自然と作られており、自分自身の目標に向けて全員が努力しているのが目に見えるのが良さだと思います。「受験は団体戦だ」とよく言われますが、個々を伸ばし、学年全体を伸ばそうとしてくれる学問のススメは、お互いに良い刺激をし合える環境であるため、団体戦を行うのに最適な環境だと思います。 
 私が受験生だった時には、理科と社会の点数を上げるために、何冊か薄い問題集を頂いたことがあります。私の性格上、分厚い問題集に対しては「やる気が出ないな…」と感じてしまうというのも受川先生は把握してくださっていたようで、当時の私が探し求めていた問題集を渡してくださいました。そういったサポートのおかげで、自信を持って受験に望めたのだと今になって思います

当塾に対して保護者の皆様の感想を教えてください

 アットホームな雰囲気に惹かれ、入塾させていただきました。入塾前と比べ、勉強する時間が確実に増え、勉強のやり方がわかり、勉強を習慣化することができていたと思います。弟もお世話になり、二人とも志望校に合格させていただき、とても感謝しています。

 

*受川より
 キャプテンを務めていたバスケットボール部が全道大会に出場し、夏期講習会の時期は大忙しでした。塾→部活→塾というサイクルでも弱音を吐かず、課題をきっちり仕上げ、勉強と部活動の両立を成し遂げてくれました。
 卒塾後は、高校時代、大学入学後の帰省の際に、塾の指導を手伝ってくれています。小学校からの夢である学校の先生になるために、単位とは無関係な勉強や実習も精力的にこなしているため、最近は、私が今や将来の教育について、いろいろと教えてもらっています。
 塾生からの人気も高く、将来は学校の先生として、生徒や保護者からの信頼が厚い先生となって活躍してくれるはずです。

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