卒業生の声

Voices

「やり切る力」がついたことが今でも自分の武器になっている

石田 伊吹
帯広柏葉高校
旭川医科大学 医学部 医学科

入塾のきっかけを教えてください

 小学5年生の時に親戚の紹介によって入塾しました。部活でサッカーをやっていたこともあり、一斉授業に行けない時があっても個別の時間で補うことができることが非常に魅力的でした。

塾での思い出を教えてください

 たくさんの思い出がありますが、その中でも印象的だったものを3つ挙げたいと思います。
 1つ目は、高校・大学生の卒塾生のアルバイトから直接指導していただけたことです。受験を乗り越えた先輩方のお話を直接聞けたことは自分の中で大きなモチベーションに繋がりました。具体的には、先輩たちに受験の心構えや会場の様子を聞いたことで、受験に対しての準備を万全にし、高校の暮らしについて鮮明に教えてもらえたことで、実際に自分が志望校に進学して学校に通っている様子をイメージすることができました。
 2つ目は、定期テストの対策のために朝から晩まで塾で粘って友達と勉強し続けたことです。テスト前になると各中学校の範囲のばらつきを確認して的確な課題を出していただけるため、非常に効率よく勉強することができました。また、疑問がわき質問すると、きめ細やかな解説をすぐに受けることができる環境が整っており、友人と集中しながら思う存分勉強に励んだことが印象に残っています。さらに結果として、高い内申点を常に維持し、心に余裕をもって受験に臨めたことも大きかったです。
 3つ目は、受験直前期に模試の点数が全く取れなくなるスランプに陥ったことです。実力がなかったと言ってしまえばそれまでですが、いくらやっても点数が伸びずにむしろ落ちていく時期がありました。絶対に志望校に合格したかったので、自分なりに解決策を考え、それまで毎日やっていたスマホやゲームを鍵のついた箱にいれて受験が終わるまで封印し、物理的に使えなくしたりするほど追い込んでいました。そんな苦しい時期でも、今まで一緒に勉強してきた友人が声をかけて励ましてくれ、先生にも親身になって相談に乗っていただき、困難を乗り越えて本番で自己ベストを出して合格できたことが心に強く残っています。

当塾での勉強を通じて今でも、役にたっていると感じることを教えてください

 「やり切る力」がついたことが今でも自分の武器になっていると思います。塾では、一つのテキストを長期休みで完全にやり切るように目標が設定されています。難しい問題でも諦めずに立ち向かい、質問し解説をしてもらったり、友達同士で教え合ったりして自分の頭で完全に理解できるところまでやりきりました。この習慣を中学生の段階で取り入れることができたため、高校に入り範囲が広く難易度が難しくなっても対応できる力がつきました。さらに、大学入試もかなり過酷でしたが、高校受験でやりきって合格した経験と自信があったため案外どうにかなりました。現在は医学を学んでいますが、自分から学ぶ姿勢が学問のススメでの勉強を通して身についたおかげで、毎日楽しく刺激を受けながら学習することができています。

当塾に対して保護者の皆様の感想を教えてください

 アットホームな雰囲気で楽しんで通っていました。息子が2人とも志望校に合格できたのは、塾の指導方針が合っていて確かな実力をつけられたからだと思います。入塾した当初はそんなに意欲があったわけではなかったのですが、最終的には、曜日に関係なく自主的に個別の時間に学習しに行き、長期休みの講習会などでも熱心に勉強と向き合い頑張るようになっていました。

*受川より
 学校の定期テストでは、簡単に高得点がとれていたため、10月~2月のスランプは、本人にとっては、初めての体験で辛かったと思います。模試で間違えた問題の復習を徹底することを、アドバイスし、それを実践した結果、入試本番では、過去最高の点数と偏差値をたたき出しました。秋以降の道コンや学校での学力テストで、思うような点数が取れなくなると、苦手分野を避けるように勉強を進めようとする生徒もいるのですが、伊吹君は、そこを逃げずに克服した生徒の一人す。高校入学後、塾でのアルバイトを務めてくれていますが、優しく頼りがいのある講師として、生徒からの人望も厚いです。将来もそのような医師になってくれるはずです。

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