第2回 北海道学力コンクール 十勝管内受験者数

第2回の北海道学力コンクールの速報が出ています。
 まずは、受験者数を確認したいと思います。

<第2回 北海道学力コンクール 受験者数>

  2022年 (十勝管内・全道) 2023年 (十勝管内・全道) 2024年 (十勝管内・全道)
中学1年生 508・7224(現中学3年生) 403・6696(現中学2年生) 421・6297(現中学1年生)
中学2年生 546・8999(現高校1年生) 602・8624(現中学3年生) 483・8083(現中学2年生)
中学3年生 911・13944(現高校2年生) 839・13626(現高校1年生) 903・13361(現中学3年生)

昨年よりも、十勝管内の道コン受験生が増加しました。来春の受験では、柏葉・三条・緑陽の倍率が今春よりも、高くなるかもしれません。

<第2回 北海道学力コンクール 第一志望者数 中学3年生>

  2022年 (現高校2年生) 2023年 (現高校1年生) 2024年 (現中学3年生)
柏葉第一志望 257(平均偏差値59.5) 224(平均偏差値60.3) 236(平均偏差値58.8)
三条第一志望 222(平均偏差値52.7) 186(平均偏差値53.4) 181(平均偏差値51.8)
緑陽第一志望 124(平均偏差値47.1) 107(平均偏差値48.3) 129(平均偏差値47.1)

 十勝管内の平均偏差値が昨年より、1.5程(点数にして15点分程)下がっており、そのまま、第一志望者の平均偏差値が下がっております。学力の近い生徒が集まる市内普通科3校の受験では、合否ライン付近に、多くの受験生がいるため、15点は大きな点数となります。

<第2回 北海道学力コンクール 第一志望者数 中学2年生>

  2022年 (現高校1年生) 2023年 (現中学3年生) 2024年 (現中学2年生)
柏葉第一志望 193(平均偏差値57.1) 188(平均偏差値56.4) 155(平均偏差値56.5)
三条第一志望 134(平均偏差値49.8) 145(平均偏差値47.9) 108(平均偏差値49.1)
緑陽第一志望 76(平均偏差値46.0) 82(平均偏差値45.4) 69(平均偏差値44.6)

  2026年3月の入試では、どのような倍率になってしまうのでしょうが、学校の定期試験向けの勉強中心でも、学力の高い生徒は確実にいて、地頭の良さから、中学3年生からの受験勉強でも間に合う生徒はいますが、定期試験では8割前後とっていても、道コンでは250点を下回ってしまう生徒も多くいます。学力テストでガクンと点数が下がってしまう生徒は、さらに下がると考えておいたほうがよいと思います。

<第2回 北海道学力コンクール 第一志望者数 中学1年生>

  2022年 (現中学3年生) 2023年 (現中学2年生) 2024年 (現中学1年生)
柏葉第一志望 233(平均偏差値52.6) 159(平均偏差値53.0) 196(平均偏差値52.4)
三条第一志望 113(平均偏差値46.4) 96(平均偏差値47.0) 85(平均偏差値46.2)
緑陽第一志望 46(平均偏差値42.4) 54(平均偏差値42.7) 35(平均偏差値40.3)

 学年が上がるにつれて、市内普通科3校を第一志望者とする生徒の偏差値が上がっています。思うような点数がとれない生徒が、志望校を下げたり、道コンを受験しなくなっている場合もあるでしょうし、道コン対策の勉強を積み重ね、学力を上げていっている生徒もいるはずです。当塾の中学2年生では、昨年から通塾し、4回目の道コンを受けた生徒と、最近入塾し、初めて道コン受験をした生徒が、ちょうど半分ずついましたが、平均点が138点違いました。ただ本番を受けるだけではなく、道コン事務局から販売されている過去問トレーニングを2年分、正答するまで取り組んでいる効果が現れているようです。今回、初受験で面食らった生徒達にも早く、当塾でのやり方に慣れてほしいと思います。成績の上がり方には個人差があり、徐々にしか上がらない生徒が多いのが現実ですが、勉強への姿勢は一気に変えていくべきだと思います。

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