我が子の通う中学校の文化祭に行ってきました。合唱コンクールでは歌も上手なのですが、中学生の魂が込められていて、この年代ならではの良さがありますね。
学級ごとのステージ発表では、ダンスが主流なのですが、さすがデジタルネイティブ世代、合間にスクリーンに映し出される動画がコントのようで笑っちゃいました。
各学級の発表を、学年やクラスに関係なく、生徒が一丸となって、手拍子をしたり、歓声をあげたり、笑ったりと…この空間を共有できることを楽しんでいるようでした。
私も、中学3年生のとき、文化祭にのめり込みました。生徒会で全体の準備を進めながら、夏休みから文化祭までの期間限定の演劇部に参加したためです。中学2年生のとき、沖縄の地上戦をテーマにした演劇が行われたのですが、本番一週間ほど前に、顧問の先生から、ステージの裏から、負傷兵の声を出す役にご指名を受けて務めました。私はその先生の、いつも真っすぐに生徒のことを見ていてくれる姿勢が大好きで、中学最後の文化祭では、自分から演劇に参加しました。放課後に、家庭科室で練習をしていたのですが、日高山脈に沈んでいく夕日に照らされながらの練習に、運動部や受験勉強とは違った充実感を感じていました。 文化祭後、2週間足らずで受けた学力テストの結果は、😅でしたが、もともと、志望校への思いは強く、やらなければならないことは自分で分かっていたので、その後は、一心不乱に勉強に取り組みました。