昨日、三条高校と緑陽高校の推薦入試を受験した生徒達から、神妙な様子で、小さな声で、合格の報告を受けました。両校とも倍率が高く、学校内で同じ推薦入試で落ちた生徒もいます。そもそも3月4日に受験を控えている生徒が多い状況で、周囲への配慮を求められているようです。塾内でも、その指導をしっかりと守りながらの報告であったため、私も小さな声で「おめでとう!」の気持ちを伝えました。
推薦入試を申し込んだ段階で、受験勉強への集中力が減退してしまう生徒もいるものですが、二人とも、3月4日に本試験を受験するつもりで、高い集中力で勉強し続けていました。それだけに、落ちてしまった生徒の落胆や、入試本番に挑む人の真剣さや切実さを感じているようです。
目標を達成したときに、悦に入り自己評価を上げることよりも、周囲の気持ちを思いやれるのは立派です。