公立入試本番で緊張しないためには?

 入試本番での極度な緊張を避ける方法や心の整え方はいろいろとあると思います。
 先ずは、「勇気を持ってゆっくりと!」最後まで、設問を読み、解ける問題を確実に正答させましょう。余計な力が抜けて、頭の回転がスムーズになるはずです。
 塾生の皆さんは、当塾で、難易度が高く、正答率が低い入試の過去問にも皆で挑戦してきました。その中で、優秀な生徒でも、初見では間違えていた問題が多くあったことを忘れないでください。自分が難しいと感じる問題は、周囲も難しいと確信して、解ける問題を確実に解いていきましょう。

 塾生の皆さんへ、私個人の経験として、心の持ちようとしては、自分の合否だけにとらわれずに、受験勉強を支えてくれた家族への感謝の気持ちなどを持てると、落ち着きが持てると思います。心の中が、自分の不安でいっぱいにならないように、ありがとうの気持ちをいれておきましょう。

 保護者の方へ、お子さんにプレッシャーをかけないようにできることは何かというと、受験勉強を通じた、我が子の成長を実感することでしょうか。受験勉強は、多くの葛藤を伴い、忍耐力も必要とされるものです。それを乗り越えながらも、合格が保証されたものではないという厳しい現実があります。私は、昨年、試験会場に入って行く娘の姿を見て、「親には、もう何もできないんだ。」と同時に、「それだけ、成長したということか。」と、なぜだか、晴れ晴れとした気持ちになったことを覚えています。当塾の受験生たちが、受験勉強を通じて、逞しく、そして優しく成長してきたことを、私は保証できます。

 残る受験対策の授業は、土日の2回、人としての成長だけでなく、合格の喜びを皆で分かち合えるように、しっかり授業をしていきたいと思います。

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