中学3年生の道コン本番

 昨日は、第2回北海道学力コンクールの、中学3年生の実施日でした。
 中学1年生や2年生の頃と比べると、成長を感じる生徒が多くいます。学力の向上と、心の成長が相まって、解答用紙の空欄がグッと減ってきており、時間一杯集中し、健闘した様子が伺えます。
 最近の入試を反映したのか、社会と理科の難易度が高く、気を抜ける教科がない状況です。学校の定期試験の勉強で、学校から配布されている教科書準拠ワークを、さらっと取り組み、タイパ重視の勉強だけをしている生徒では、歯が立たない問題です。
 塾生達の結果が気になるのはもちろんですが、十勝管内の受験者数が、どうなっているのかも気にかかります。昨年は、受験生が100人程少なかったのですが、3月の入試本番では、柏葉、三条、緑陽の市内普通科三校の受験生が100名程少なくなっていました。このままの低倍率が継続するのか、反転して倍率が上がるのか注視していきますが、楽して合格しても、後に困るだけですから、しっかり指導していきたいと思います。
 470点を超えた生徒が2名いましたが、高得点でありながらも、間違えた問題を悔しそうに見つめていました。頭の中で正解するためのプロセスを反芻している様子です。どんな分野でも、成長していくには正しい心がけが必要ですが、自然と所作にあらわれてくるものだとつくづく実感しました。

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