1月19日のブログで、北海道学力コンクール受験者のデータをもとに、帯広市内の柏葉、三条、緑陽高校の入試倍率を予想していました。
この度、北海道教育委員会から入試当日の受験者数を考慮した最終的な倍率が発表されましたので、当塾の予想がどのくらい正確だったのか、検証してみたいと思います!
なんと、入試当日の受験者数に基づいた予想が、驚くほど的中しました!
特に、3校(柏葉、三条、緑陽)の定員超過人数の合計は、たった1名の誤差という驚きの結果に。予想した私自身も驚いています。
まずは、過去4年間の倍率の推移を見てみましょう。
【過去4年間(2022年〜2025年)の倍率推移】
柏葉 | 三条 | 緑陽 | |
2022年度 | 335/240 1.40倍 | 336/240 1.40倍 | 171/160 1.07倍 |
303/240 1.26倍 | 284/192 1.48倍 | 167/128 1.30倍 | |
295/240 1.23倍 | 280/192 1.46倍 | 153/128 1.20倍 | |
2023年度 | 334/240 1.40倍 | 295/240 1.23倍 | 204/160 1.28倍 |
309/240 1.29倍 | 245/192 1.28倍 | 187/128 1.46倍 | |
299/240 1.25倍 | 234/192 1.22倍 | 178/128 1.39倍 | |
2024年度 | 283/240 1.18倍 | 265/240 1.10倍 | 193/160 1.21倍 |
267/240 1.11倍 | 229/192 1.20倍 | 156/128 1.22倍 | |
264/240 1.10倍 | 215/192 1.12倍 | 146/128 1.14倍 | |
2025年度 | 296/240 1.23倍 | 300/240 1.25倍 | 200/160 1.25倍 |
283/240 1.18倍 | 242/192 1.26倍 | 172/128 1.34倍 | |
275/240 1.15倍 | 225/192 1.17倍 | 155/128 1.21倍 |
上段:当初倍率 中段:最終倍率 下段:欠席考慮(入試当日受験者数) ※上記は、過去4年間の実際の倍率です。当初倍率は1月下旬、最終倍率は再出願後の2月下旬に発表されたもの。欠席考慮の倍率は、入試当日の受験者数をもとに本日発表されたものです。
次に、当塾が1月に発表した「2025年度入試の予想」と「実際の倍率」を比べてみましょう。
【2025年度入試 当塾の予想と結果の比較】
柏葉 | 三条 | 緑陽 | |
当初倍率 | 304/240 1.27倍 +8 | 270/240 1.13倍 -30 | 197/160 1.23倍 -3 |
最終倍率 | 284/240 1.18倍 +1 | 235/192 1.22倍 -7 | 165/128 1.29倍 -7 |
欠席考慮 | 277/240 1.15倍 +2 | 224/192 1.17倍 -1 | 155/128 1.21倍 ±0 |
右の数字は、当塾の予想と実際の数字のズレを表しています。
当初の予想では、三条高校の出願者数が実際の数と30名も差があり、「予想はあてにならないのでは?」と思われるかもしれません。しかし、入試当日の欠席者数を考慮した**「欠席考慮(入試当日受験者数)」**では、誤差がわずか2名以内という、非常に正確な予想となりました。
このことから、当初出願していたものの、本試験の準備が不十分だった生徒が、推薦入試の不合格を機に、志望校を変更した可能性が考えられます。
最後に、3校の定員超過人数の合計を比べてみましょう。
【3校(柏葉・三条・緑陽)の定員超過分合計】
2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度予想 | 2025年度 | |
当初倍率 | 202 | 193 | 104 | 131 | 156 |
最終倍率 | 194 | 181 | 92 | 124 | 137 |
欠席考慮 | 168 | 151 | 65 | 96 | 95 |
北海道学力コンクール受験者数から、学科試験での真剣勝負を考えている生徒数を分析した結果、最終的な定員超過人数をたった1名の誤差で言い当てることができました。
2026年受験を控える現中学3年生の皆さんは、倍率がさらに低くなる傾向が見られますが、さて、来年はどうなるでしょうか?
まずは、8月11日の、北海道学力コンクールの受験者数から考察したいと思います。