北大大学院の数学科博士課程で勉強中のOBが顔を出してくれました。つい先日まで、メキシコにて研鑽し、本日はまた勉強のためにカナダへ旅立つそうです。
日本国内だけでなく、世界中の数学者と関係を深めながら、まだまだ勉強を続けて行くそうです。中学2年生のとき、金曜ロードショーの魔女の宅急便を観るために、授業を早退した彼が、研究のために、日本国内はもとより、世界の空を飛んでいるとは、逞しい成長を感じます。
博士として、大事なことを尋ねると、多くの人と協働していくコミュニケーション能力や、最後まで諦めずに考え続けることだと言っていました。学力を備えた人たちの集まりになると、そこからは人間力が必須となってくるようです。教授からチャンスをもらうにも、同じ学問を志す仲間と作るにも、人としての立ち振る舞いが大事ですね。
お土産に本場メキシコのテキーラを持ってきてくれ、お礼に、カナダで過ごすための、ニット帽と電車で食べる手作りのお弁当(作ったのは私ではありません。妻です。)を持っていってもらいました。