帯広市内の柏葉、三条、緑陽、南商の入試倍率を予想し直してみました

 本日、全道の公立高校入試の倍率が発表されました。前回の予想と比較すると、予想よりも柏葉は-8人、三条は+30人、緑陽は+3人、南商は-2人でした。三条高校が大きく外れてしまいました。

<2022年~2024年入試の倍率の推移>

 柏葉三条緑陽南商
2022年度335/240 1.40倍336/240 1.40倍171/160 1.07倍251/200  1.26倍
303/240  1.26倍284/192  1.48倍167/128  1.30倍149/100  1.49倍
295/240  1.23倍280/192  1.46倍153/128  1.20倍140/100  1.40倍
2023年度334/240 1.40倍295/240 1.23倍204/160 1.28倍229/200  1.15倍
309/240  1.29倍245/192  1.28倍187/128  1.46倍124/100  1.24倍
299/240  1.25倍234/192  1.22倍178/128  1.39倍109/100  1.09倍
2024年度283/240  1.18倍265/240  1.10倍193/160  1.21倍234/200  1.17倍
267/240  1.11倍229/192  1.20倍156/128  1.22倍135/100  1.35倍
264/240  1.10倍215/192  1.12倍146/128  1.14倍124/100  1.24倍

上段:当初倍率 中段:最終倍率 下段:欠席考慮
 過去三年間の実際の倍率です。当初倍率は今年度1月27日に発表されるもの。最終倍率は今年度2月28日に発表される再出願後の出願状況のもの。欠席考慮は毎年夏ごろに発表される当日の受験者数です。真の倍率は、入学辞退者を考慮したものになりますが、それは分かりませんでした。

<柏葉高校倍率の動き>

 1月道コン当初倍率最終倍率欠席考慮
2023年入試274/240  1.14倍334/240 1.40倍309/240  1.29倍299/240  1.25倍
2024年入試234/240  0.98倍283/240  1.18倍267/240  1.11倍264/240  1.10倍
2025年入試 予想252/240  1.05倍296/240  1.23倍280/240  1.17倍272/240  1.13倍

 昨年よりは、増加と予想しますが、1月の道コンの難易度が高いことなどが影響し、柏葉から三条への移動も考えられます。

<三条高校倍率の動き>

 1月道コン当初倍率最終倍率欠席考慮
2023年入試204/240  0.85倍295/240 1.23倍245/192  1.28倍234/192  1.22倍
2024年入試182/240  0.76倍265/240  1.10倍229/192  1.20倍215/192  1.12倍
2025年入試 予想187/240  0.78倍300/240  1.25倍252/192  1.31倍242/192  1.26倍

 前回の予想を30人上回りましたが、推薦入試の出願者が昨年より15名増えている影響でしょうか。85名中48名が合格し、37名が不合格となりますが、学科試験を受験するつもりで勉強をしておかないと、本番で全く通用しなくなるでしょう。
 推薦入試の影響で、最終倍率が高くなります。今から心の準備をしておきましょう。倍率によるボーダーラインの変化が一番大きい高校のような印象を持っています。

<緑陽高校倍率の動き>

 1月道コン当初倍率最終倍率欠席考慮
2023年入試135/160  0.84倍204/160 1.28倍187/128  1.46倍178/128  1.39倍
2024年入試120/160  0.75倍193/160  1.21倍156/128  1.22倍146/128  1.14倍
2025年入試 予想127/160  0.79倍200/160  1.25倍168/128  1.31倍158/128  1.23倍

 推薦入試の影響で、最終倍率が高くなります。2023年のように、大きく跳ね上がる場合もあるので、要注意です。

<南商業高校倍率の動き>

 1月道コン当初倍率最終倍率欠席考慮
2023年入試85/200  0.43倍229/200  1.15倍124/100  1.24倍109/100  1.09倍
2024年入試95/200  0.48倍234/200  1.17倍135/100  1.35倍124/100  1.24倍
2025年入試  予想91/200  0.45倍230/200 1.15倍130/100  1.30倍120/100  1.20倍

定員の50%が推薦入試で決まる関係で、最終倍率は1+(当初倍率-1)×2の近似値になることが多いです。

4校の定員超過分合計

 2022年度2023年度2024年度2025年度予想
当初倍率253222139186
最終倍率243205127170
欠席考慮20816089132

 道コンの受験生から予想した人数より、23名増加しました。推薦入試の志願者が昨年より41名増加した影響が考えられます。学科試験を避け、模試も避けるような生徒が、今後も増加していくかもしれません。

3校(柏葉・三条・緑陽)の定員超過分合計

 2022年度2023年度2024年度2025年度予想
当初倍率202193104156
最終倍率19418192140
欠席考慮16815165112

 昨年度よりは、不合格となる生徒が多そうですが、例年よりは、少ないと予想します。

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