受験会場のマーフィーの法則 “よくしゃべるヤツほど落ちる“

 公立高校入試前に、当塾の受験生に毎年伝えていることがあります。それは「試験会場でよくしゃべるヤツほど落ちるから、会話や発言を気にしない。」という忠告です。首都圏の中学入試の試験会場では、ライバルの小学6年生に力を発揮させず自分が合格するという目的で、テストへの自信や手応えの良さをわざとアピールする子供達が結構います。多くは、熾烈な合格実績競争の真っ只中にいる学習塾の先生方が、周囲の受験生を威圧する方法を教えたり、同じ塾の生徒どうしの会話で、他塾の生徒を不安にさせる会話を仕込んだりするのです。

 十勝では、15年ほど前に、中学入試のちょっとしたブームがありました。その頃、札幌北嶺中学入試の帯広会場の試験場で、当塾の生徒が1人受験したのですが、国語や算数の試験が終わる度に、「満点取れそう!」とか言っている3人組がいましたが、当塾生は合格しましたが、その3人の受験番号は、合格発表になかったようです。10人に満たない人数の帯広の試験会場で、子供達に卑怯な行為をさせて、何の得があるのか分かりません。人を蹴落とす行為をしながら、自分が落ちてしまうという物語はまるで昔話のようです。

 その頃から、公立高校の受験会場、特に柏葉高校の受験会場でも、そのような行為が度々行われているようです。さすがにコロナ禍では、私語ができないため、行われないだろうと思っていましたが、トイレで「私、100点かもしれない。」と、叫んでいる受験生がいたそうです。私の忠告を聞いていた生徒から、受験後に「先生が言っていたような、生徒がいた。」と報告を受けるのですが、その生徒が柏葉高校入学してから、半年以上経過してから、その生徒と話す機会があると、「受験会場で『できた!』と叫んでいた、生徒の顔ははっきり覚えているが、高校入学後は一度も見たことがない。」という話が多いのです。

 自分の言動によって、試験問題の読解に必要な冷静さが欠如してしまうのかもしれません。

 試験会場では、周囲を気にせずに、自分の精一杯の力を発揮することだけに集中してください。

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