本日は中学校の卒業式でした。私も卒塾生の父として参加してきました。
娘がコロナ禍の中学生活でも、楽しみながらいろんなことにチャレンジできたことに、学校の先生方や同級生たちに親として大変感謝いたします。特に、三年間お世話になった担任の先生には、親とは違う視点で、娘の成長を信じて見守っていただいていることを何度も感じた三年間です。思春期の時期に、信頼できる恩師に出会えた娘は本当に幸せでした。
私自身も、学校生活の中で、先生方から掛けていただいた言葉や、先生の皆への想いを込めた話が、自分を励ましてくれたり、生きる指針となってくれることが多々あります。自分の年齢がそのときの恩師の年齢を超えてもありがたさが増すのは不思議なものです。
中学生の成長に関しては、「教育=大人が教え育てる」という側面よりも、「学育=子供が学び育つ」という側面が強いと私は思います。学んでいく環境がとても大事で、学校の先生方は子供たちの安心のために、日々尽力されています。
また、成長していく子供の個性や、日々の体験に「言葉」を添えてあげることが、子供の成長に携わる大人の大切な役目で、その「言葉」が人生のあらゆる場面で、いろんな意味をもって喚起してくるのでしょう。
在校生と卒業生それぞれの合唱がありましたが、100人以上の生徒が声を合わせて歌う合唱は圧巻でした。声にのった想いというものが伝わってきました。それぞれの生徒が、声も違い、おそらく今感じていることや、考えていることも様々だと思います。しかし、それらが調和して人の心を打つもの創り上げるのは、「学校教育の力」を感じました。